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2025.09.15

「モビプレップ」について

まだまだ夏の名残を感じますが、少しずつ日差しは穏やかになり、心地よい涼しい風吹き抜けるようになりました。
今年も暑い日が続きましたが、皆様体調はいかがでしょうか??

今回は、大腸検査の際に服用する「モビプレップ」について、詳しくお話させていただきたいと思います。
当院では、大腸検査を受けていただく皆様に「モビプレップ」下剤をお渡ししております。
モビプレップ(経口腸管洗浄剤)は2024年度の時点で、世界38か国で使用されており、国内では販売されてから約11年経たち、多くの病院で使用されているものになります。
大腸検査のご経験がある方や、これから検査を受けようと悩んでいる方も、見かけたことがあるのではないでしょうか??

≪モビプレップとは≫
「モビプレップ」は、大腸内視鏡検査及び大腸手術時の前処置を適応として、大腸内部をきれいにするために用いられる腸管洗浄剤です。本剤は、粉末入りのプラスチックバッグの中に水を注入して、約2Lの溶解液とし、1時間あたり1Lの速度で服用いただく医療用の医薬品です。

≪作成方法について≫

動画もあります!↓↓
https://www.eapharma.co.jp/patient/moviprep/how-to-prevention-of-dehydration/video/dissolve-anime

※※ 注意事項 ※※
●本剤は必ずお水で溶かしてください。
 →水道水・ミネラルウォーター(軟水)どちらでも大丈夫です。
 →常温~微温湯で作成すると粉は溶けやすいです。
●モビプレップは「梅っぽい」「しょっぱい」味がします。
 →お薬は冷やしていただくと「スポーツ飲料」のように飲みやすくなります。
●作成後は24時間以内に内服されてください。
●内服前に、必ずA剤B剤が解けているか確認してください。
●下剤作成後の保管方法は、常温でも冷所保存でも問題ありません。

≪服用方法について≫
減剤内服方法には以下の2つの方法があります。
●スタンダード法(標準法):モビプレップ1L内服後、水分を500ml内服
●2杯1杯法:モビプレップ2杯内服後、水分を1杯内服

モビプレップ」は薬液が高張液であることから、内服後、身体の水分は腸管内に移動します。そうして便を柔らかくし排便を促す、というメカニズムです。
ただし、身体の水分が腸管内に移動することにより、脱水を起こしやすくなります。
そのため本薬剤は、内服途中に水分を挟んでいただく必要があります。
 当院では、より脱水を予防できるとされる、「2杯1杯法」を用いております。

動画もあります!↓↓
https://www.eapharma.co.jp/patient/moviprep/how-to-prevention-of-dehydration/video/drink-anime

※※ 注意事項 ※※
●作成した薬剤をコップに注ぎ(約180ml)、10分~15分かけて内服していただきます。
→勢いよく内服してしまうと腹部に圧がかかり、吐き気、腹痛や、一番怖いもので腸穿孔などを起こす可能性があります。
●喉が渇いたら、途中に一口二口水分を挟んでいただいても大丈夫です。
→飲みずらくなってきたら、その際も水分補給をして問題ありません。
→ただ、飴やガムは食べないようにされてください。
●水分は、お水またはお茶、紅茶(砂糖、ミルクが入っていないもの)でお願いします。

≪最後に≫
いかがでしたでしょうか?現在内視鏡検査を検討されている方の中で、この記事が少しでも不安が取り除けるようなものであれば幸いです。
以前「モビプレップ」で、気分が悪くなってしまったことがある方も、当院では他、「マグコロール散」「ニフレック」「ビジクリア」を準備しておりますのでご安心ください!
また、大腸検査を受けるべきか悩まれている方も、気軽に当院までお問合せいただければと思います。

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