check検査

2023.01.01

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年でクリニックは4年目を迎えます。
開業当初より、「胃がん・大腸がんで亡くなる方をゼロに」をミッションに掲げ、ひとりでも多くの方に内視鏡検査を受けていただくべく、日々診療しています。

 「胃がん・大腸がんで亡くなる方をゼロに」
2021年のがん死亡数(男女計)において、大腸がんが2位、胃がんが3位となっております。
女性においては、大腸がんが1位となっております。(2020年人口動態統計がん死亡データ)

 「女性の大腸がん死亡数がなぜ多いのか?」
女性のがん死というと、子宮がん、卵巣がんというイメージがあるかもしれません。
しかし実際の子宮がん、卵巣がんの死亡者数は、女性のがん死亡者数のそれぞれ7位、8位となっております。
大腸がんは数にしてその4-6倍の約25000人です。
女性の大腸がん死亡数が多い理由として、以下2点が考えられます。

  • ①検査(大腸カメラ)を受けない
  • ②検診(便潜血検査)を受けない

 

  • ①検査(大腸カメラ)を受けない

大腸カメラというとどんなイメージがありますでしょうか?
つらそうだ、準備が大変そう、はずかしい、時間がかかりそう、などネガティブイメージが多いのではないでしょうか。
実際に、検査において人によっては痛みや苦痛を伴うこともあります。
また、検査準備として約2リットルもの下剤を飲まなければなりません。
当院では、検査のハードルを下げる工夫に努めています。
可能なかぎり検査中の痛み、苦痛を取り除くため、鎮静薬を用いて検査を行っております。
鎮静薬を使うことでほぼほぼ痛みを感じることなく検査を受けていただくことができます。
また下剤によっては味が苦手、量が飲めないというかたもいらっしゃいます。
当院では下剤の種類を選ぶことができます。
前日に検査食を召し上がっていただくことで、下剤の量が少なくて済むこともあります。

 ⓶検診(便潜血検査)を受けない
日本における大腸がん検診の受診率は、約44%とされています。(2019年国民生活基礎調査)
一方アメリカでは、約67%と言われています。(米疾患管理センター)
大腸がんで亡くなる人数は、日本51420人、アメリカ53200人であり、ほぼ同じです。(2019年厚生労働省人口動態統計、アメリカ対がん協会)
人口は、日本12700万人、アメリカ32700万人(2020WHO世界保健統計)であり、アメリカのほうが約2.6倍多いです。
人口が2.6倍多いにもかかわらず、死亡者数がほぼ同じであり、日本のほうが大腸がんの死亡率が2.6倍高いということになります。
この差は、大腸がん検診の受診率によると考えられます。
日本において大腸がん検診(便潜血検査)の受診率が向上すれば、大腸がんの早期発見につながり、死亡者数の減少につながるのではないでしょうか。 

当院では、大腸カメラ、便潜血検査を積極的に受けていただくよう勧めています。
現在、当院では胃カメラ・大腸カメラともに約1ヶ月待ちの状況でございます。
昨年4月より、月1回だった日曜日の診療(内視鏡検査のみ)を月2回とし、より多くの患者様に内視鏡検査を受けていただくことができるようになりました。
今年は、月2回の日曜診療を毎週日曜日に増やすことができたらと考えています。
また女性医師による大腸カメラを、毎週月曜、木曜、第1.2.4.5土曜に行っております。
女性患者様で恥ずかしいという思いから検査を躊躇されている方もいらっしゃるかと思います。
そのような方に、ぜひ女性医師による大腸カメラを受けていただけましたら幸いでございます。 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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