検査

2020.11.15

大腸カメラ前後の食事は大切です!

こんにちは。
今回は大腸カメラを受けていただくにあたっての、検査前後のお食事についてお話させていただきます。

まずはじめに、大腸カメラは大腸粘膜を観察し、大腸の炎症やポリープなどの病気を見つけるための検査です。
残渣(便の残りカス)があると視野が悪くなることで観察不良となり、炎症やポリープを見逃してしまう可能性があります。

食べた物を排泄するまでの時間は、食事内容、食べ合わせ、年齢、普段の排便状況など個人差はありますが、約24時間〜72時間かかると言われています。
そのため、検査前や検査後(ポリープ切除時)の食事で消化に良い物を召し上がっていただいております。
当院では大腸カメラ専用検査食と検査後食をお出ししており、検査にあたって、前日21時までにお召し上がりいただいています。

ところで検査食と聞いても、あまり美味しくないのではないかと思われた方もおられるのではないでしょうか。
当院では増量タイプを含め、4種類の検査食をご用意しております。
検査前日がお仕事の方、通常の検査食では少し量が物足りない方、アレルギーをお持ちの方など、それぞれの患者さまの用途に合わせてお選びいただけます。
スタッフが試食させていただいたところ、味も美味しく、食べやすかったです。

検査食を食べていただくメリットは、
①検査前日「消化にいい食べ物」に悩む必要がない
②緩下薬と検査食の併用による腸管洗浄効果の向上
③残渣がないことで観察がしやすく、効率の良い精度の高い検査ができる
等が挙げられます。

特に②につきまして、検査食を召し上がっていただくことで、個人差はありますが、下剤を飲む量が少なくて済むこともあります。
「大腸カメラは受けてみたいが、下剤を飲めるか不安だ」とか、「前回検査時に下剤を飲むのがつらかった」という声をよく聞きます。
下剤を飲むことに不安を感じている方こそ、検査食を召し上がっていただけたらと思います。

また、大腸ポリープを切除した方には検査後食(3食分)をお召し上がりいただいています。ポリープ切除後は出血予防が非常に重要であり、患者さまの協力が必要不可欠です。
前日21時以降の絶食をお守りいただき、やっと検査が終わり、好きな物をたべたい!と思われる方も多いと思います。
しかし、数日間「出血を防ぐ」ことを念頭において生活していただくことで、健やかな大腸でこの先何十年も美味しい物を食べていけるなんて、素敵ですよね。

内視鏡検査に関することだけではなく、少しでも気になる体調の変化などございましたら、当院にお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。