disease疾患

2021.09.26

胃ポリープってがんになる?

みなさん、こんにちは。
だんだん肌寒くなってきましたが、体調はいかがですか。
今回は胃ポリープについてお話させていただきます。

会社の健康診断にてバリウム検査で胃ポリープを指摘された、胃内視鏡検査を受けてポリープがあると言われたことはありませんか?
ポリープと聞くと怖いイメージや切除しなくていいの?がんにならないの?と不安になる方が多くいらっしゃると思います。
胃ポリープは、胃底腺ポリープや過形成性ポリープ、腺腫性ポリープの3種類に分けられます。

結論から言うと、胃底腺ポリープと過形成性ポリープはがんに変化することがほぼありません。

胃底腺ポリープは切除や処置をする必要がない良性のポリープです。
数個から多数あることが多く、腫瘍ではないため、胃がんとは関連性のないものになっています。
胃の粘膜に近い色をしており、表面がツルッとしていることが特徴です。
症状は無症状で、ヘリコバクターピロリがいない胃酸分泌が多い方、女性などにできやすいと言われています。
特に治療はないですが、経過観察として1年毎のフォローをお勧めしております。

過形成性ポリープは、ヘリコバクターピロリ陽性の方に多いと言われています。
除菌治療をし、胃の炎症がなくなると小さくなったり、消失することがあります。
ただし、稀に2センチを超えるものはがんになる可能性があります。また大きくなると出血することがあり、貧血の原因になりかねます。

腺腫性ポリープは、高齢男性に多く、がん化率が高くなっています。
ヘリコバクターピロリ陽性で胃粘膜の高度な萎縮や変性が原因で、発生すると言われています。
ポリープがどんな状態なのか、どのポリープが当てはまるのか、胃内視鏡検査で確認することができます。
健康診断で指摘受けた場合、保険適応になりますし、当院では鎮静剤を使って苦痛なく、内視鏡検査を受けることができます。
また医師が必要と判断した場合は、生検検査を実施しております。

胃カメラと聞くと「痛そう」や「怖い」と感じると思います。
しかし、実際に胃の粘膜を見ることでわかる発見があります。必要に応じて、ヘリコバクターピロリがいるかの検査をすることも可能でございます。
ぜひ少しの勇気を出して、当院に足を運んでいただければと思います。

胃カメラの予約はネットから簡単にすることができます。
気になる症状がある、検査を受けるか迷っているなどお気軽にご相談ください。
定期的に健康診断や検査を受け、胃がんのリスクを減らしていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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