about_disease病気について

2020.10.04

ノロウイルス対策も忘れずに

こんにちは。
あっというまに10月となり過ごしやすい季節になりましたね。
暑さもようやく落ち着き始め、今年ももうあと2ヶ月で終わりと1年が経過するのは早いとつくづく思わされます。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

さて、これから寒い季節に向かい、新型コロナウイルスに加え、冬は色々な病気が流行する季節です。
みなさまの健康管理の上からも注意が必要となります。
代表的な冬の流行性疾患は、インフルエンザとウイルス性胃腸炎です。
ウイルス性胃腸炎の原因となる代表的なウイルスがロタウイルスとノロウイルスです。

ノロウイルスは比較的、軽症ですが大人も子供もかかりやすい病気です。
ウイルスで汚染された食べ物から食中毒というかたちで発症したり、保育所や家庭内、あるいは病院や施設内で人から人へ感染の連鎖が起きることもよくあります。
前置きが長くなりましたが、今回はノロウイルスについてお話ししたいと思います。

ノロウイルスにかかると吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの胃腸炎症状を起こします。
感染の原因は大きく分けて2つあります。

食中毒で発症する場合は、牡蠣が原因のことが多いと考えられていましたが、現在は牡蠣の生食によってかかることは5%にすぎないと言われています。
それ以外に原因となる食材(加熱せずに供食されるもの)として、パンや饅頭、サラダ、ドレッシングなど、みなさんが普通に食べてるものが食中毒になると報告されているのです。
そして更に大きな問題は、胃腸炎症状が全くないのに、実はノロウイルスに感染しているというケースが存在することです。
無症状でもウイルスを排泄しているため、蔓延を防ぐことは安易ではありません。
今年も流行が予想される冬を迎えるにあたり、みなさまのご家庭でも健康に十分注意することをお願いします。

ノロウイルスの予防には、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどと同じように流水、石けんによる十分な手洗いや十分な食品への加熱が重要です。
無症状でもノロウイルスを便から排出し続けている場合がございます。
家庭でも食事を扱う方は流水、石鹸による手洗いを徹底すべきであると思われます。
ノロウイルスは新型コロナウイルスとはちがい、アルコール消毒では効力はあまり発揮されないため、ノロウイルスに汚染されたものの表面の消毒には、ブリーチやハイターなど塩素系の漂白剤が有効といわれております。

もし、このように似たような症状や別の症状でも当院では検査、治療、薬の処方など行っておりますので、気になる症状がございましたらどんな些細なことでもかまいませんので、ぜひ当院に一度ご相談ください。

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