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2020.09.20

インフルエンザワクチンについて

今年もインフルエンザワクチン予防接種の季節が近づいてきました。
今回は、Q&A方式にてインフルエンザ関連の話題を説明いたします。

Q. 抗体はどのくらい持続するものなのか?
A. インフルエンザワクチン接種から1-2週間後から抗体価が上昇しはじめ、3-4ヶ月後には徐々に減少してきます。したがってワクチン効果が期待できるのは接種後2週間から3-6ヶ月までと考えられています。
インフルエンザが流行するのは毎年12月から翌年3月頃ですので、12月までには接種が終了することが望ましいと考えられます。

Q. 何故毎年接種しないといけないのか?
A. 一つ目は、インフルエンザワクチンの効果が期待出来るのは、5ヶ月程度であるからです。
二つ目は、インフルエンザウイルスは毎年少しずつ構造を変化させて流行します。
そのため、毎年違った構造のインフルエンザに感染する恐れがあり、大人でも毎年接種する必要があるのです。

Q. どうして子供は2回接種するのか?
A. インフルエンザワクチンの効果は、通常子供では1回では不十分と言われています。
13歳未満の方は、抗体の上昇をより確実とするため、2回接種が必要となります。
13歳以上の方は、1回接種でも十分な抗体上昇がみられるため、1回のみの接種でもインフルエンザ抗体が得られます。

Q. 大人で2回打ったらどうなるのか?
A. 13歳以上の方は、1回の接種で良いとされています。大人で2度打っても問題はありませんが、短い期間で2度打っても抗体の量は変化しません。
しかし、インフルエンザ抗体は3-4ヶ月で減少するため、人混みにいる機会が多い方や他人と接触する機会が多い方は大人でも2回目の接種をお勧めします。
また、医師が2回接種を必要と判断した場合(基礎疾患をお持ちの方や免疫を抑制されている状態にある方など)は、2回の接種が必要となります。

Q. 副作用(副反応)はどんなものがあるのか?
A. 免疫をつけるためにインフルエンザワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の症状が出ることがあります。
これを副作用(副反応)といいます。
インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所の赤みや腫れ、痛みなどがあります。
接種を受けられた方の20-30%に起こりますが、通常2-3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、倦怠感、だるさなどが見られます。
接種を受けられた方の5-10%に起こり、こちらも通常2-3日で消失します。
また、まれな症状として、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。
ショック、アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で、接種後、比較的すぐに起こることが多いことから、接種後約30分間は接種した医療機関内で安静にしてください。
また、帰宅後に、異常が見られた場合には救急医療機関をお尋ね下さい。

Q. 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ感染症の違いは?注意点は?
A. 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ感染症の違いとそれぞれの注意点を以下にまとめました。

・新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ感染症に共通する注意点
主に飛沫感染で感染し、感染力が非常に高いが挙げられます。
また、症状(発熱、咳・息苦しさなどの呼吸器症状、筋肉痛、けん怠感など)が非常に重篤であることです。
高齢者、基礎疾患(糖尿病や呼吸器疾患など)がある人、重喫煙者が重症化しやすい傾向にあります。

・新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ感染症より注意が必要な点
新型コロナウイルスは、環境中に非常に長い時間残存する(2日以上)ため、接触感染を起こしやすく、重症化した場合にも強力な感染力を維持しているため、集団感染を起こしやすいと言われています。
潜伏期間も長く(2-14日程度、平均5-6日)、潜伏期間中に他人に感染させるリスクが高いと考えられています。
インフルエンザと違い、今のところ有効な治療法やワクチンがありません。
無症状の人もいます。
また、一般の医療機関での簡易検査を行うことができず、PCR検査は限られた医療機関でしか行えないため区別が難しくなっています。
毎日体温を測定し、体温が37.5℃が4日以上続く場合には学校や会社など外出はせず、帰国者・接種者センターに連絡しましょう。

・新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ感染症の予防法は?
日常生活において新型コロナウイルスにもインフルエンザ感染症にも罹患する可能性があります。
共通していえる予防法として、
①外出する際は常にマスクを着用する。
②手洗い・アルコール消毒をこまめに行う。
③3密(換気の悪い“密”閉空間、多数が集まる“密”集場所、間近で会話や発声をする“密”接場面)をできるだけ避ける。
などが挙げられます。

今年は、インフルエンザワクチン接種が今まで以上に重要になると思われます。
当院でも10月以降にインフルエンザワクチン接種開始を予定しております。
詳細は、今後HPや院内掲示にてお知らせいたしますので、ご確認お願いいたします。

 

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