病気について

2022.11.06

インフルエンザワクチン

毎日寒い日が続くようになってきました。
この時期になると、インフルエンザワクチンの接種について検討される方、またすでに接種された方もいらっしゃるかと思います。
今回はそのインフルエンザワクチンについてお話させていただきます。

【インフルエンザとは?】
まずインフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって発症する感染症です。
インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型の3種類があり、このうち冬季に流行する「季節性インフルエンザ」はA型とB型によるものです。
流行期は12月、感染経路は飛沫感染や接触感染です。
感染すると38度以上の発熱や寒気、関節痛や倦怠感などの症状が現れます。
ここ数年は新型コロナウイルス感染対策のおかげか、感染者数が減少しています。
しかし子どもや妊婦、高齢者などは重症化しやすいと言われていますので注意が必要です。

インフルエンザの診断は、鼻の奥の粘膜を採取して検査をするのが一般的です。
よく「発熱後24時間経過してから検査してください」と言われますが、それは発熱直後ではウイルス量が十分に増えていない場合があり、偽陰性となる可能性があるためです。
発症後48時間以内に抗ウイルス薬の服用・吸引をすれば、症状が軽減され、早期の完治が期待できます。
しかし抗ウイルス薬服用後すぐに解熱しても、ウイルスが体内に残り感染力が残ったままになることがあるため、「発症後5日間かつ解熱した後2日を経過するまで」は出席・出勤停止となります。

【インフルエンザワクチンについて】
インフルエンザウイルスは頻繁に構造を変えるため、海外・国内の流行状況を調査して、流行するインフルエンザウイルスをあらかじめ予測して毎年ワクチンを作製しています。
また効果の持続期間はおよそ5ヶ月とされているため、毎年の接種が必要となります。

接種回数についてですが、生後6か月から12歳までの方は2回ずつ接種します。
1
回目接種後から約24週間(できれば4週間)あけて2回目を接種します。
13
歳以上は通常1回接種となります。

コロナワクチンは肩に近い上腕の上のほうに接種しますが(筋肉注射)、インフルエンザワクチンは肘の上のあたりに接種(皮下注射)します。
コロナウイルスは0.3mlでしたが、インフルエンザワクチンは0.5mlと投与量も多いため、接種時に痛みを感じやすいです。インフルエンザワクチンは発症する可能性を下げたり、発症した場合の重症化を予防するものです。
「ワクチンは打てば感染しない」という訳ではありませんので、変わらず感染対策は必要となります。

新型コロナワクチンとの接種間隔は空けずに接種できますが、ワクチンの副反応による体調不良などを考慮して接種を計画されることをおすすめします。
※当院ではワクチンの混同を防ぐため、同時接種は実施しておりません。ご了承ください。

【当院でのインフルエンザワクチン接種について】
当院では自費診療として、3300円で接種可能です。
市川市在住の満65歳以上の方・また6064歳で対象者の方は、ご自宅に接種券が届き1500円、または無料でワクチンを接種することができます。
詳しくは市川市のホームページをご確認ください。

当院でのワクチン接種は事前予約制となっております。
ご予約はネット予約・電話予約または直接受付でもお受けできます。
お気軽にご相談ください。

インフルエンザワクチン接種後から効果の発現までには、24週間程度かかります。
秋から冬にかけて新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行する可能性も指摘されていますので、早めの対策が大切となります。
日に日に寒さが増していきますので、皆様どうぞお身体ご自愛ください。